野里 優NOZATO Yu
株式会社あしたのチーム
Interview
あしたのチームは、強いチームを作っていけるポテンシャルがある
野里 優
株式会社あしたのチーム
アパレルのECにてバイヤーとして服の買付からウェブページの作成などを担当。独学の末、未経験でWeb系エンジニアへ。その後、建物のオーナーと施工する人たちをつなげるSaaS企業にフロントエンドエンジニアとして入社。2021年4月からあしたのチームにジョインし、フロントエンドエンジニアとして新規事業開発に携わる。
インタビュアー
檜谷 淳史
株式会社あしたのチーム
2019年から「あしたのチーム」にジョイン。社員データベースから目標/評価/給与まで一元管理する「あしたのクラウド」や「新サービス」で、プロダクトマネージャを担当する。自身の採用知見を生かしエンジニアの中途採用も担当。
自分の作ったもので喜んでくれるのが嬉しかった
─洋服のバイヤーからエンジニアという異色の経歴をお持ちですが、エンジニアを志したキッカケを教えてください。
野里
アパレルのECサイトでウェブページなどを作っていたときに、自分の作ったものでみんなが喜んでくれるのが嬉しくて手応えを感じたんです。普段のバイヤーの仕事よりも他の人達のリアクションが大きいというか、反応を得やすかったです。あと、作ったものに対して「ここをこうしたい」などのフィードバックがきて、それを実現していくことが今までになく面白かったんです。
─独学で勉強したのでしょうか。
野里
ほぼ独学です。最初は友達に教えてもらうこともありましたが、あとはネットで調べながら......。デザイン系の専門学校に通っていたときに、PhotoshopだったりIllustrator、Dreamweaverなどを使っていたこともあって、抵抗感はありませんでした。
─転職活動をされたキッカケはなんでしょうか。
野里
前職で勤めていた会社が解散してしまったので、転職せざるを得なかったんです。あしたのチームに決めた理由は、面談のときの雰囲気が好きだったからですね。カジュアル面談のときから同じ人が面談を担当してくれていて、色んな情報を聞きやすくしてくれているところが好印象でした。あとは、内情のこともお話していただいて、今ある課題感が把握しやすかったです。だから、入社後に自分がどのように貢献できるかをイメージしやすかったですね。
─入社前と後で違った点や良かったことなどはありますか。
野里
良かったことは、人数が多くてもチーム内で話しやすい環境を作ってくれているところです。週イチで今週やったことを話す場があったりとか、話したことがない人を作らないようにしてくれました。
あとはコロナ関係なくリモートワーク制度があるので、自分は少し遠方に住んでいるのもあり非常にありがたいです。まだ入社してそこまで時間も立ってないですが、今のところは非常に快適に働けています。
あとはコロナ関係なくリモートワーク制度があるので、自分は少し遠方に住んでいるのもあり非常にありがたいです。まだ入社してそこまで時間も立ってないですが、今のところは非常に快適に働けています。
モノづくりに強くコミットできる楽しさ
─仕事をしていて楽しいなと思うことはありますか。
野里
めちゃくちゃあります。情報設計やプロダクトの方向性を決めていくことにも関われるので、それがすごく刺激になっています。
代表がエンジニア出身ということもあり、エンジニアにある程度自由に働かせてくれるのがいいですね。間接的にいつも守ってくれているというか(笑)。
代表がエンジニア出身ということもあり、エンジニアにある程度自由に働かせてくれるのがいいですね。間接的にいつも守ってくれているというか(笑)。
─企画、マーケにも携われるのは楽しいですよね。
野里
そうですね。納得したうえでモノづくりができます。
ベンチャーあるあるですが、「裁量を持って働ける」といいつつ実際はトップダウンで意見が反映されず開発業務しか携われないことも多いですからね。
ベンチャーあるあるですが、「裁量を持って働ける」といいつつ実際はトップダウンで意見が反映されず開発業務しか携われないことも多いですからね。
─野里さんはよく新しい技術を勉強されているようですが、実際に活かすことはできていますか。
野里
そうですね。事業会社の新規事業だと特に活かすことができます。あの会社が使っていたUIライブラリがあるから使ってみよう、こういうツールがありますよ、などといった提案はできていると思います。メンバーも聞いてくれて、前向きに取り入れてくれます。受託でも場合によっては、そういう提案ができることもあるのですが、だいたいがスピード勝負です。なので新しい技術を提案できることは受託にはない魅力ですね。
業界でも珍しいモブワークの導入
─あしたのチームの良い仕組みや制度について教えてください。
野里
やはりフルリモートでできることでしょうか。コロナ禍でフルリモートにした会社が今は徐々に出社するようになってきている中、弊社はフルリモートを継続しています。もうすぐ子どもが生まれるので、そこはとてもよかったです。僕はまだ使っていないですがベビーシッター制度もあるようです。あと、みんな体を大事にしようという考え方の人が多くて「今日はこれで終わりにしようか」と言いやすい環境です。周りに流されて、長時間作業しなきゃいけないということがないですね。とにかく雰囲気がいいです。
野里
変わった仕組みというと、モブワークを導入していることでしょうか。モブワークは1チーム3人以上で組んで、誰か一人がキーボードを打って、残りの人たちはコメントしたり、フォローしたりとナビゲートしていって、みんなで一つの作業をする形式のことです。弊社ではフロントエンドとバックエンドをごちゃまぜにしてやっているので、どちらも触ることができます。モブワークは3つの効果があると思っています。1つ目は、ナレッジを共有することでの属人化解消。2つ目は、技術力の底上げ。弊社のようにバックエンドとフロントエンドを一緒のチームにすることで、お互いが知らないことを教え合うことができます。3つ目は、ケアレスミスや思い込みを解消することで作業コストを低く抑えることができます。
─モブワークはよっぽど理解のある会社じゃないと導入できないですよね。チームの雰囲気はどうでしょうか。
野里
モブワークをやっているせいもあって、和気あいあいと作業できています。新しい方が来てもモブワークなのでチームに馴染みやすいと思います。
─どんな人と一緒に働きたいですか。
野里
個人的には、色んなライブラリとかフレームワークなどの話ができる人と一緒に働きたいです。あとはGraphQLが得意な人がいるといいなと思いますね。そして、新しい技術でも楽しんでチャレンジしてくれる人がいいです。
プロダクトマネジメント業務やデザイン制作にも関わっていきたい
─今後、あしたのチームでどのようなキャリアを描いていきたいですか。
野里
プロダクトマネジメント業務にももうちょっと参加していきたいです。あとは、デザインにも関わっていきたいですね。最近アクセシビリティが気になっているので、そういうところに絡んでいけたらいいと思っています。